股関節症とは、股関節の軟骨がすり減ることによって、股関節の骨が変形して歩行障害を引き起こしてしまう進行性の病気です。
股関節は、大きなくくりでいえば消耗品といっても過言ではないので、いつかは、すり減って傷ついて痛みなどの症状が出てくるものです。
股関節症の特徴は、進行性で治すのか困難というです。
他の関節症などと比べると若い人でも発症する事があり、長い時間の間に徐々に悪化していく病気です。
股関節症の症状に気付いた時に初期治療を行えば進行を食い止める事はできますが、一度、症状がでてしまうと完全に治すという事は難しいようです。
それでも進行を食い止める事ができるのですから、早期発見、早期治療がポイントといえるでしょう。
Posted by banrai | 2009年10月14日 22:58 | パーマリンク
股関節の軟骨がすり減って傷つきだすと、日常普通にしていても、加齢や運動による負荷、体重の増加などで症状は確実に進行していきます。
軟骨がすり減っただけでは痛みはありませんが、すり減る事による磨耗で周囲の組織に炎症が生じて痛みが発生するのです。
初期症状では、軽い痛みや重苦しさ、疲労感などが、腰や膝、背中など下半身の様々な部位に生じます。
次第に症状が進行していくと、歩き始めや長く歩いた時に股関節に痛みを生じるようになり、階段の昇り降りが辛くて困難になります。
また、痛みのある側を庇って歩くために跛行(びっこをひいて歩く事)が生じるようにもなります。
同時に関節の動きが悪くなるので、足を開く事や前かがみの姿勢が取りにくくなり、正座することやあぐらをかくことが出来なかったり、足の爪を切ることが難しくなるなど日常の生活にも支障が出て来ます。
最初は休むと痛みが治まってしまうということもあり、体を酷使してしまったからだろうと勘違いしてしまう事が多いのですが、最終的には何をしても痛みがあるという状態になってしまうので、とても厄介な病気なのです。
Posted by banrai | 2009年10月14日 22:55 | パーマリンク
股関節症は、関節の骨と骨がすれて損傷するのを防ぐための柔らかい骨(軟骨)が磨耗してなくなり、骨と骨が直接こすれあう事で関節に痛みが発症するもので、骨盤などの違いなどから、男性よりも女性の方がかかりやすい病気といわれています。
それには、女性の方が男性よりも股関節が緩くなっており、その周りの筋肉の力も弱いのが原因だといわれています。
日本では先天性股関節脱臼の後遺症や臼蓋形成不全が原因で発症するケースが多いとされていますが、生まれつき太もも骨(大腿骨)が骨盤の中の大腿骨の受け皿の骨(寛骨臼)から外れている病気の先天性股関節脱臼も男の子より女のこの方が多いというのも、男性より女性の発症率が高い原因になっているようです。
Posted by banrai | 2009年10月14日 22:54 | パーマリンク
股関節に痛みや違和感を感じるようになったら、まず大切な事は股関節に無理な負担をかけないようにすることです。
たとえば、激しい運動や重労働は負担がかかるので絶対に駄目です。
頻繁に立ち座りをする動作や長い時間歩くこともなるべく避けたほうが良いです。
履物にも気を配り、ハイヒールや底の硬い靴は履かないようにして、クッション性のあるスニーカーを履くようにしましょう。
また、筋力をつけることと、体重を管理する事も大切です。
体重が重ければそれだけ負担がかかります。
肥満傾向にある人は体重を減少させること、そうでない人も太らないように努力することが必要です。
それと同時に、股関節の周りの筋肉を強くするように、プールで歩くなどの筋力トレーニングも必要になります。
筋肉がしっかりしていれば、かかってくる負担も小さくて済むし、症状の進行の予防にもなります。
元々、股関節に異常があるなどの場合は、手術をしないと回復の見込みはないという事もありますが、それ以外の場合は手術をしなくても良いことが殆どですので、このように日常生活に気をつけて自分の体を毎日しっかり管理するようにしましょう。
Posted by banrai | 2009年10月14日 22:53 | パーマリンク
股関節の治療は、保存的治療と手術による治療のどちらかによって症状を改善していく方法が主流となっています。
早い段階で発見された場合は、血行をよくするために股関節を温めたり、サポーターなどで保護したり、炎症を抑えるために消炎剤を使ったりするだけで改善や進行を遅らせることができます。
症状が酷くなっていて、日常生活に支障をきたすようにまでなってしまった場合には、手術をする方法がとられます。
手術は、股関節の形態、病期、年齢、筋力の状態などで異なります。
手術の方法は、骨を削って形を変えたり、人工の関節に置き換えたりする大掛かりなものとなりますので、医師と十分に相談しましょう。
比較的年齢が若くて、レントゲン上で適応がある場合には、人工の関節に置き換えるのではなく、骨切り術が勧められるようです。
骨切り術は、症状がこれ以上進行しないように予防的な意味合いで行なわれる事の多い手術方法で、痛みが無い場合や軽い場合でも手術することを医師に勧められることもあります。
Posted by banrai | 2009年10月14日 22:51 | パーマリンク