手術での手首の治療の対象となるのは、腱鞘炎が慢性化してしまって、手首を動かすのが困難となり、日常生活に支障をきたしてしまっている場合や、温熱療法や薬などの治療では効果があらわれない場合です。
手術での治療は、通過障害を起こしている手首の腱鞘を切り取って、炎症で傷ついた組織を排除するものです。
基本的には局所麻酔で行い、10分程度で終了するものなので、通院でも治療が可能です。
炎症している部分を切り残しのないようにしっかり切っていれば、手首の腱鞘炎が再発する恐れも殆どなくなるので、根本的な治療といえます。
しかし、手術での治療は、手術後に筋力が低下してしまうとも言われていたり、手術の最中に神経が傷ついて、手を自由に使えなくなるという後遺症になることもあります。
痛む手首を手術で治療することを安易に決断してはいけません。
他の治療方法を試して、どうしても手首の症状がよくならない場合の最後の治療手段と考えるべきでしょう。